2005年11月18日

蘭々の死因

ご心配おかけしました。

先日からポツポツ同じ内容の日記ばかり
書いては消去し、書いては消去し。。。

正直、死因にはふれるまいかとも思いました。

でもこんな辛い思いを飼い主さんにも
そしてワンコにもしてもらいたくないので
やはりお伝えすることにします。



8月からずっと調子がよくなったり悪くなったりの
蘭々でした。

原因は「糸」でした。

11月11日。
輸血で調子がよくなった日の午後。
CTでも原因がわからずじまい。

CTで腫瘍でもないことが明らかになり
あとは、異物を飲み込んでいるか、
何らかの理由で出血があっているとしか考えられないとのこと。
おなかを切ってみないとわからないと。。。

先生は、今のところ輸血で何とか持ち直しているので
手術するなら一刻も早くしたほうが体力的にもいいと
のご判断でした。

夜19時頃から手術でした。
母は待合室で付き添いたいと言いました。
私も熱がありながら病院へ母を連れて行きました。
待合には介護の末にワンコをなくした経験のある
母の親友がかけつけてくれていました。
母には何より心強かったことでしょう。

しばらくゆきっぺもいましたが、
帰りは二人で帰れるというので
実際、悪寒と倦怠感でぐったりだったので
自宅で待機することにしました。
ぱくぱくもおいてきていましたし。。。

10時半ごろ母から電話があり手術の結果。

糸を食べていて、その糸が腸を6ヶ所切っていたと。
胃にたまっていた血液は、毛細血管も切れていたので
それでだろうと。
切れていたところはすべてぬったと。
腹膜も切ったとたん異臭がするほど弱っていたので
重症だと。
あとは蘭々のがんばり次第だと。

「麻酔が覚めるまでもう少し病院にいるね」と
いう言葉を最後に電話を切りました。

熱でもうろうとなりながら、母の帰宅を待ち構え
何度も実家へ電話する。

0時ごろやっとつながった。

異物の誤飲の中で「糸」が一番厄介だそうで
巻きついたり切れたりしてたちが悪いらしい。

蘭々には悪い癖があって、ペットボトルから
ソファー、ボール。。。。何でもかじる。
かじるだけではなく食べてしまう。
母は、見つけるたびにヒヤヒヤしながら取り上げてきた。

よく愚痴っていたし、実際食べているところも
見かけていた。

糸。。。。
うんうん、糸。
糸か。
糸。。。。

考えるけど納得いかない。

母は自分を責める。

でもなんで糸だろう。。。そればかり考える。

横になったものの蘭々が気になって眠れない。
ふと、母はもっと眠れないだろうと考える。

翌朝7時50分頃電話が鳴る。

ドキっとした。取りたくなかった。

やっぱり病院から。。。
「30分くらい前に、前日食べたものをのどに詰まらせまして
取り除いたりしましたが、呼吸停止しました。
心臓マッサージなど蘇生しましたが、残念ですが
たった今息を引き取りました。昨日から随分がんばっていたんですが
ホントにがんばってくれてたんですが。。。」

多分こんな内容だったと思う。

母に電話した。
泣き崩れた。

病院へ向かう車の中で
「昨日手術で取った糸をもらって帰ったけど
何の糸かよくよく調べたら、ゴブラン織りのクッションの糸だった」
「もうちょっと早かったら」
「あの子我慢強かったもんね」
「痛かったやろうね。。。」
ずっと泣く。
何か優しい言葉のひとつでもかけてあげれればいいのに
ゆきっぺは「いつまでもめそめそするな!」
なんて言ってしまって。最悪。

病院で再会した蘭々はキレイな真っ白のバスタオルに
包まれて、薄紫のきれいな箱に入っていました。
観音開きの窓を開けると、ただ眠っているような顔で。

葬儀までの丸一日母はずっと抱き続けた。

葬儀がすんで今日まで、蘭々のことを
口に出すことすら嫌がる母。
心配で電話しても「蘭々の話なら、もうしないで。。。」という。

戦ってるんだなぁ。
がんばって蘭々のいない日常と戦ってるんだなぁと
思いました。
しょうがない、母ひとり蘭々1匹の生活。

たった1歳半で亡くなったからこそ
不注意だったばっかりに死なせてしまったからこそ
悔いが残るんですよね。
もっと早く別の病院に行っていれば。
クッションを食べていることに気がついていれば。
糸がそんなに怖いなんて知っていれば。

今日は、蘭々の死を無駄にしないためにも
ありのままの事実を公開すると決めました。

たくさんの方に知ってもらって、
二度とこんな辛い思いをすることがないように。

母がしゃべりかけると180度、右に左に
クリックリ首をかしげるかわいい子でした。
生後4ヶ月頃から、来客者はゆきっぺ達といえども容赦なく
けたたましく吠え、母だけには決して吠えなかった利口な子でした。
グリニーズとボール遊びが大好きで、
実家に遊びに行くといつもボールをくわえて「投げて」ポーズ。
ぱくぱくにどんなに嫌がられようと近寄ってくっついて。。。。

虹の橋をわたったら、痛みや苦しみから開放されて
また元気に遊べるかな。

蘭々。お母さんのこと見守っていてね。

そして二度とこんな悲しい亡くなりかたをする子が
出ませんように。




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ニックネーム ゆきっぺ at 16:10| Comment(14) | TrackBack(2) | 介護と病気について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする