2005年07月31日

初めて発作が起きた日

昨日に引き続き、過去のお話をお許しください。

そして、検索して来てくださるあなたのワンコやニャンコの
病気に少しでもお役に立てますように。

今の私達を含めてお聞きくださいね♪


昨年の夏、まだ引っ越す前で畳二部屋と台所の
アパートで生活していました。

暑くなると少しでも涼しい場所を求め
フローリングの玄関の風通しの良い場所が
ぱくぱくのお気に入り指定席でした。

yukippe 038.jpg
続き


もっぱらの仕事といえば寝ること眠い(睡眠)

そんな日々の中、ある日大手ディスカウントストアに
私とげるくん、うちの母で買い物に行きました。

ペットショップも入っているので何気にいつも覗いています。

パピヨンが居ました。メスの3ヶ月です。
もう一匹の下敷きになり、ガラス越しにも
引っ込み思案でおとなしいその子の性格が見受けられました。

もともとぱくぱくは、自分以外の動物と
仲良くできないまま歳をとったので
まずうちで他の子を飼う事なんて考えられません。

犬でもかわいい〜〜犬


母を説得し、実家で飼うようにうまく持っていくことができた。

シャイでおとなしく目が合うとすっと隠れる
そんな女の子でした。

「蘭々」らんらんと名づけました。

yukippe 012.jpg

みんなぱくぱくとの対面に緊張し
実家で初対面となりました。

しかしぱくぱくは、シャイなその子でも
やっぱり受け入れることができませんでした。

こんなこと自体素人で初体験、
どうすれば仲良くなるかなんて知恵も回らず
ただただ吠えまくるぱくぱくにがっかり。

やっぱりダメか。。。。

次の週、今までのシャイさはなんだったのかと
水を追った魚のようにパワフルな蘭々にはや代わり。
猫かぶっていたんですね猫ははは。

あ!そうだひらめきうちにしばらく連れて帰ってみようか?


yukippe 017.jpg

さ〜ぱくぱくを追い掛け回す、噛みつく、じゃれる。。。。

逃げるぱくぱく。追う蘭々。。。。

楽しい日々でした。

こうやって少しでも刺激になって、老化の進行が遅れたらいいな〜なんて。

ちょっぴり期待♪



1週間ほど預かりましたが、結局仲良くなれぬまま
残ったものはあらされた部屋と睡眠不足のぱくぱく。

さすがにぱくぱくも疲れている模様。

蘭々は実家に帰ることに。。。。。

yukippe 033.jpg

ちょうどその日の写真↑
とっても疲れたぱくぱく。
なんだかかわいそうなくらいでした。

やっぱダメなんだな〜┗(-_-;)┛

当初の通り実家で蘭々は飼ってもらうことに決めた。
残念。。。。

いつもの生活に戻りました。



その2日後の夜三日月

いつものようにぱくぱくは玄関のお気に入りの場所へ

そーっと見るともうすぐ寝そうなカンジ。

ゆきっぺも電気を消して布団へ。

ウトウトしていたら、なんだか音がして
ハッと目が覚める。

「ガタガタガタガタ」
ん?ふすまがゆれてる。どした??

玄関の方へ行くとぱくぱくが仰向けで
全身を硬直させ4本足とも天井を向き
固まっている。

「どうした!なんで?ぱくぱく!!」

走りよって抱きかかえてはじめて気づいた。
泡を吹き意識もなく、ガチガチになっている。

「げるくん、起きてぱくぱくが!!!!!」

泣きじゃくってどうすることもできないゆきっぺ

あわててげるくんが駆け寄り「ひきつけおこしてるぞ!」「病院病院!」

ひきつけ?なんで??これってひきつけなの?
なんで?なんで?とにかく叫んでも止まらない。
揺さぶっても意識が戻らない。

でもヘルニアでのかかりつけは車で30分かかる。
近所にもう一件あったが、動揺して思いつかない。

げるくんの運転で近所の病院へ行く途中
けいれんが止まった。

よだれだらけになったぱくぱくが、
ひどく興奮する。

げるくんが「でもいちお、病院いっとこう」と言う。

泣きじゃくるだけで何も考えられない。

まだけいれんが続いていると思ったら、
それは自分の震えだった。

病院での診察でまず聞かれたのは「心臓」

確かに多少心臓が大きいほうだが、まだ病気には至らない。

急激に暑くなったから熱中症になったのでは。

先生はいちお発作が止まったので自宅に帰って様子を
見ることをすすめた。
一度かかりつけで精密検査を…と。

病院で床に下ろされて、様子を見られていたぱくぱくは
部屋の隅を沿う様に歩き、狭いところに入り込んだまま
出れなくなったり、初めて見る行動をしていた。
何でだろう。

今思えばこの症状こそが痴呆の代表的行動だった。

家に連れて帰ったらとにかく家中の隅っこを歩き回る。

寝ない。

ずっと歩く、ふらふら倒れても歩き続ける。

二人の結論は朝一でかかりつけに連れて行くことで一致した。


明け方4時けいれん2度目。

「もうかかりつけに行こう」
「だまって見てるよりましだ」
といわれて、あわてて車に乗る。
先生は電話に出ない。
でも自宅と病院が一緒だからいちかばちか。


今度は発作が止まらない。止まらない。

止まらないどころか、止まらないうちにまた
次のけいれんがやってくる。

あとでわかったことだが重積発作といって
ひとつの発作が終わる前に次の発作が重なる
一番命にかかわるひどい発作だったらしい。

止まらない…止まらない…。

こんなときに限って次から次に信号に引っかかる。

動物用の救急車が欲しい。

早く着いて。早く先生に連れてって。。。。

止まらない…止まらない…


やっと病院に着き、インターホンを鳴らし続ける。

先生が出てきて診察する。

長い無言の診察中。ずっと声を掛け続けた。
「ぱくぱく。ぱくぱく。がんばって。がんばって」

ぱくぱくは「がんばって」という言葉が大好き。

食細だったが、耳元で「がんばって〜がんばって〜」
というとしっぽを振って食べた。

ずっと言っていた「がんばって〜がんばって」

先生が何本も注射をする。
「万一の覚悟をお願いします」
「この注射でも発作が止まらなかったら
万一の覚悟を。。。。」

2時間の間に何本も注射をした。

その時間が2時間だったのは随分あとでわかった。

「がんばって、がんばって〜」

小さなけいれんと斜頚が残り、
首が曲がったままのぱくぱくの目
左右にフラフラと揺れていた。
ずっとずっと揺れ続けた。

めまいがあるときの症状らしい。

「このままここに居ても、できる限りのことは
してますのでこれ以上病院に居るよりも
ぱくぱくちゃんのためにもおうちでゆっくりさせてあげてください」
「朝になって、また調子が悪くなったら、このお薬を
のどの奥に入れて連れてきてください」

先生の言っていることがなんとなくわかった。
最後はおうちで過ごさせてあげてという意味だ。

症状から考えられる病気をげるくんが聞いていた。

ゆきっぺの耳には何も入らない。
ふびんな姿になったぱくぱくを抱き、
涙があふれて止まらない。
首が曲がったまま目が小刻みに揺れ続ける。


そのあとのことはいまだにどうしても
思い出せない。

こうやって書きながらも一生懸命思い出すのだが
思い出せない。

幸い翌日は発作は出ず、首が曲がったまま
眠り続ける。

ずっとそばにくっついて朝を迎えた。

そのときにずっと後悔し続けたことがる。

苦手だった子犬と無理やりに過ごさせたストレス。

いまだに後悔してやまない。

引き金になったと思ってやまない。

普通にゆっくりまったり、1匹で過ごさせてやれば
もしかしたらこんなことに。。。。。

後悔し続けた。ぱくぱくごめんね。

眠いはずが眠れない。

ただただ、そばにいたい。

後ろ髪をひかれるようにげるくんが仕事に行った。







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ニックネーム ゆきっぺ at 16:04| Comment(12) | TrackBack(2) | 介護と病気について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんなに自分を責めないで。
怖かったでしょうね、本当に。
読ませて頂いて鳥肌が立ちました。
そんな辛い体験を書いてくれたゆきっぺさんの
勇気に感謝です。
ありがとう。でも大丈夫ですか?

自分はそんな大変な思いはしていません。
それなのに、昨日はわかったような偉そうな
ことを書いてしまった、本当にごめんなさい。

今。
ぱくぱく君はちゃんと側にいてくれる。
ゆきっぺさんとご主人に守られて毎日を
懸命に生きている。
言葉は無くても心は完全に通じ合っている。
本当に素晴らしいことですよ。

「ぱくぱく君、これからもがんばろうな。
 オジサンもうちの子たちも応援しているよ。」


勝手にリンクを貼らせてもらいました。
事後報告ですみません^^。
みんなにぜひ読んでもらいたいものです。
Posted by 光眠 at 2005年07月31日 17:03
★光眠さま★


ありがとうございます!!

書いていて辛いこと思い出しましたが
前向きな今は変わりません。

過去に触れないまま私達のご紹介をしても
同じ立場で介護している方、もしくは病気の
原因がわからず途方にくれている方のお力には
なれないような気がしたんです。

幸い私はここのブログでデビューし、
毎日毎日たくさんの応援や激励をいただいて
元気でがんばっています!

ですのでそういった方にも前向きになっていただくためにも
書くことにしました。

光眠さんの温かいお言葉胸にしみます。

後悔しているのは事実ですが、
でも前向きな今の気持ちは変わりません。

ホントにありがとうございます。

私もリンクさせていただきますね♪

がんばりまっす!!
Posted by ゆきっぺ at 2005年07月31日 17:30
泣かせやがって・・・このっ・・・
簡単に動物を手放しちゃう人、世話をせず
放ってる人、虐待してる人に読んで欲しい。
動物だって生き物なんだぜって!
こんなに必死になってる人がいるのよって。
一度飼ったら家族になるのに、何で簡単に
捨てたりできるんやろ!?
病気になったり怪我したりしても一生面倒
見るのが飼い主の役目では?と問い正したく
なる。
昨年の夏もダンボールにいれられて捨てられた
子猫をみた。夏だから気温は上がるし、その
場所は直射日光が当たる場所。
捨てたと同時に死ねと言ってるようなもの。
あの時の、腹立たしい気持ちと、この子はどう
なるのという不安な気持ち。
仕方なく、保護しようと思った矢先、飼ってくれ
る方が出てきてくれた。
安堵から涙がこぼれたよ。よかったこの子って・・・
ぱくっちも病気とは闘ってるけど、ゆきっぺ達
に見守られて幸せだと思うよ。
不幸な子ってもーっとたくさんいるんだろーな。
私にお金と土地があれば不幸な子をみんな助けて
あげるのにといつも思っている。

ゆきっぺ、ぱくっちといつまでも一緒にね☆
少しでも幸せを与えてあげて、逆に幸せを
それ以上にぱくっちがくれるはずだからねっ。

これからも発作がおきない様に、祈っております。

※えらいっ今日はまじめになってもーた。
Posted by sabu&dai at 2005年07月31日 21:29
★サブ&大ママ★

あ〜涙出てきてもうた。

ホントに毎日ありがとう!!!

ママはやさしいね。エライ。
ニャンコも感謝してるよ。よかったね。
そう簡単にできることじゃないよ。
かわいそうだと思っても、見てみぬ振りの人だって
多いと思うしさ。

動物も人間も同じなのにね。

不幸な子が少しでも減りますように。

それと、もっともっと動物医学が発展して欲しいネ。

これからも元気を分けてね。

2オヤジ様のファンだから。。。。

これからもママから元気もらって、笑って、
がんばるぞぉ〜。


Posted by ゆきっぺ at 2005年07月31日 22:03
風邪を引き込んでしまったり、
またまたチョットややこしい事を真剣に考えたりしてる間に
こんなに感動話を書いていたんだねっ!
今までに4頭の犬を見送ってきたけど
私は正直言って、室内犬の介護の経験はない。
前のダンは介護する間もなく逝ってしまったからね。
うちの子達はまだまだ若いけど、
いつどんな病気が発症するか、判らない。
本当に勉強になります。ぺこ <(_ _)>
これからも頑張って!ぱくぱく、げるくん、
そしてゆきっぺ!!!
Posted by ちはりん at 2005年08月01日 04:36
今回も衝撃的なお話…
我が家のマーシャもてんかんが突然やってきた日を思い出しました。
発作てんかんを知っている私でさえもうろたえパニックになり
どうしていいかわからなかったですもの!

老犬といきなり子犬はちょっとつらいかもですね。
友人の実家でも同じようなことがあって、老犬のほうがストレスに耐え切れず
亡くなってしまったという話を聞きました。

ゆきっぺさんはとてもツライ思い、介護という大変なことをしていて
本当に心から応援エールを送ります。
またまた貴重な体験話をありがとう!
Posted by のらのら at 2005年08月02日 10:57
涙で画面がよく見えないです・・
本当に頑張ってきましたね!
自分を責めたりしちゃダメだよ。
ぱくぱくくんがちゃんと解ってくれてるはずだからね!
私も母に対して後悔だらけですが、今からでも遅くないものね!
一緒にいられる幸せに感謝して出来るだけの事をする。
頑張りましょうね。
Posted by はりねずみ☆ at 2005年08月02日 13:52
★ちはりん★

いつもサンキューです。

早く治さないとライブもあるでしょ。

そ、過去は過去として元気いっぱい
がんばっている二人と一匹です。


★のらのら様★

いつも応援して下さって本当に感謝しています。


結婚式の準備で更新できなくって、
心配してくださるんじゃないかと
気になってはいたんですが、
ホントにばたばたしてきて、参っています(笑)


ぱくぱくも元気でおりこうさんに
してくれています♪


★はりねずみさま★

お帰りなさい♪

はい、がんばります!

できる限りやれる今を大切にします。

あの時、ぱくぱくが居なくなっていたら
こんな気持ちにすらならなかったと思うのです。


介護できる今を喜びに変えて…






Posted by ゆきっぺ at 2005年08月02日 20:12
はじめまして、マーク君の所でお目にかかりお邪魔しました。わんぱくラムです。
ゆきっぺさん自分を責めないでほしいです。
ばくばくさんも解ってくれてます。
辛いのに日記に書いてくれて有難う。私たちもこのように読ませて頂いて介護の大切さが身にしみました。
我家もキャバちゃんを飼ってます。ので人事ではありません、我家のラムも友達が出来ずのわがままの犬なんです。多分ストレスしっかりためてると思います。
でも折角縁あって我家に迎えたのでいつまでも元気でいてほしいです。
ばくばくさん落ち着いてくれるよう願ってます。
ゆきっぺさん頑張ってくださいね。こちらから何も出来ませんが応援しております。
Posted by わんぱくラム at 2005年08月03日 16:54
★わんぱくラムさま★


はじめまして♪ラムちゃんかわいい♪

こうやって出会いができて、ぱくぱくのこと
そして介護のことご理解いただけることが
今一番やりがいにつながっています。

マーク君のことも人事ではなく、毎日訪れます。

調子が良かったらホッとしたり…
調子が悪いと心配になったり…

ラムちゃんはまだまだ若いので心配ないです!!!
でも、どなたにでも当てはまることでしょうが
かわいいわが子のことを思えば思うほど
「老い」は避けて通れない問題です。

直面している私に何ができるかといえば
皆さんにありのままを伝えること
そして同じ思いで悩んでらっしゃる方を
少しでも元気付けることができたら。。。
そう思っています。

また是非、ぱくぱくの顔見に来てください。
(寝てばっかりで芸がないのですが(笑))

Posted by ゆきっぺ at 2005年08月03日 19:03
初めましてm(__)m

私は、13歳と8歳のシーズーと暮らして居ます。13歳の子が(トノ)今日、病院で癲癇と診断されました。今回で4回 発作を起こしています。心臓病もあり、今年初めに膀胱に詰まって取れない石の除去手術(2回目)1回目は死にかかる大変な手術でした。でも、取らないと死んでしまうし・・悲しいですね。どんなに可愛くても何もしてやれない。ただ、見守り、祈るだけです。

そんな訳で、今回 お邪魔しました。読ませて頂きながら泣きました。涙が止まらない。皆 犬達と暮らす人は同じ想いなんだなぁ。 私も、ず〜っと犬達に癒されて来ました。

だから・・少しでも長く、幸せに生きて欲しい!!そう、願っています。

また、お邪魔させて下さい。 何だか、貴女の暖かさに触れられた。 そう、思います。

有難うございました。 
Posted by tono at 2007年05月08日 16:42
★tonoさま★

カキコありがとうございます。

昨年の11月16日にぱくぱくは永眠しました。
まだ、ペットロスから少し抜けれなくって
ここをあける勇気がありません。
でも、わたしがどうしてもここを消せないのは
いつかまた、老犬介護で辛い思いをしている人たちの心の支えになれる自分で、ブログを再スタートしたいからです。
痙攣は見ているほうが辛いですものね。
言葉が話せない分、介護する側も大変なパワーがいります。
どうかご自分の体を大切に・・・・
そしてシーズーのtonoちゃんたちが少しでも
長生きできますように・・・・・・・・

こちらこそ気持ちが温かくなりました。
ありがとうございました!

Posted by ゆきっぺ at 2007年05月08日 17:07
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